今日でチャンパサックも最後。
現地の村で調査(フィールドワーク)を行った後、
村のセレモニーに招待された。
今日は村のお祭りらしい。
料理を作っているところ。
村のセレモニーは変わっている。
派手な生け花の茎に太い紐を垂らし
生け花を囲ってお祈りをした後、
相手の幸せを祈りながらお互いの手に紐を結び合う。
次に料理が出てきたのだが、
これがまた・・・。
肉が殆ど無い半生焼き鳥
鶏のひき肉、アリ入りスープ、鶏の血スープ
ちょっと食べてみたものの、やはり不味い!
お世辞にも美味いとは言えない味だった。
しかし、ラオスの人にしてみればきっとご馳走なのだろう。
手を付けないのは失礼だ。
なので、ひたすら米を食べて、
村人に勧められるままに酒を飲んでいた。
村人が次々に勧めてくる酒はラオラオという現地の焼酎だ。
このラオラオというのが高アルコール度数で、とんでもない味がする。
何か、ガソリンが入っているとか…いないとか…。
戦後の日本で出回った「バクダン」のようなものらしい。
ロシア人がラオラオを飲みまくって3日間倒れたという逸話があるくらいだ。
一体、アルコール度数はいかほどなのか?
夜は逆に私達の側が現地の村人にお返しの意味で
セレモニーを開いた。
お返しもやっぱコレ。
ここでも現地の人にラオラオを飲ませられ、
大学生2人が酔い倒れた。
とくに一人はその場で寝込んでしまい、
運ぼうとすると暴れるので厄介だった。
運ぼうとした一人が顔を殴られ口を切った。
エンドレスでラオスの大学生たちは踊っていた。
くそ!ラオス人も飲めよ!